満足度

本書を購入したのは大学1年生のときで、著者の四角大輔さんの講演を大学で聴いたのがきっかけです。

四角さんの講演が本当におもしろかったので、期待して買って読み進めていきました。

しかし本書は講演と違って心に響かず、ハズレだったなと思い本棚に戻した記憶があります。

ところが時を経て大学4年生になったころ、何となく久しぶりに読んでみたらめちゃくちゃ響きました。

そして今回1年ぶりに読んでみましたが、著者の考えに共感できることが多くて非常に驚きました。

共感できるほど去年の自分が本書に感化され、著者の考えを自分のものにした結果だと思います。

実際に今のぼくは去年と比べて多くのモノを手放し、ミニマムな生活を送っています。

モノは減りましたが、それによって困ることはありません。

むしろ探し物や片づけに消耗する時間が著しく減ったので生活の質は大きく上がりました。

また、発想も自由で前向きです。

 

本書に書いてあることは

ミニマムな暮らしっていいよ

捨てれば捨てるほど自分がやりたいことがやれるよ

自分らしく生きよう

ということです。

モノを持たない暮らしというと

ミニマリストかよ

と思うかもしれませんが、本書に「ミニマリスト」という言葉は出てきません。

本書が書かれたのが2012年なので、著者はミニマリストの先駆けでもあったのかなと思います。

 

ぼく的に斬新だと思ったのが、「“ストック”という概念を捨てる」という考えです。

これはどういうことかというと、多くの人はトイレットペーパーや食品をなくなったときに困るからという理由で買いだめしがちですが、そのストックしたものを置くにはスペースをとります。

そうするとその分家賃を浪費してしまうわけです。

そこで「近所のコンビニを冷蔵庫、Amazonを倉庫」と考えることによって、収納や探し物に消耗する手間をなくそうぜということです。

こう考えると、場所をとりませんし、なにより気が楽ですよね。

 

モノや人間関係などのしがらみを捨てることによって人は自由になれます。

表紙とかタイトルとか胡散臭く思う人もいるかもしれませんが、20代の人や学生さんには特にオススメなのでぜひ読んでみてください。