満足度

先日読んだメンタリストDaigoさんの『自分を操る超集中力』が面白かったのでまたDaigoさんの本を読んでみました。

本書は心理学を深く掘り下げていったものではありませんが、仕事、恋愛、人間関係など人生のあらゆる場面で役に立つテクニックを紹介しています。

500円でこの内容の本を出していいの?w

と思ってしまうほどいろいろ書いてあって面白い本でした。

ポイント

頼みにくいお願いでも簡単にYesを引き出す方法

人にものを頼むのって難しいですよね。快諾してくれることもありますが、渋々OKをもらったり断られたりもします。

頼みにくいお願いはなおさらYesをもらうのが大変です。

でもある心理テクニックを使うことによって、Yesを引き出す可能性がグンと高まるんです。

それが「ドア・イン・ザ・フェイステクニック」というものです。

このテクニックでは、まずハードルの高いお願いを相手にします。

相手が断ってきたときに、すかさず、もう少し簡単なお願いをすると、OKをもらえる確率が高くなるというものです。

このテクニックがなぜ有効なのかというと、頼まれた側に

「自分は交渉において、相手から譲歩を引き出せた!」

という感覚を持たせることができるからなんです。

つまり頼まれた側は交渉に勝ったと思うので、その交渉に勝った上でした約束は積極的に果たそうとするわけです。

簡単に使えるこのテクニックですが、注意点があります。

それは最初に提示する高い条件は「ちょっと無理目」なお願いをするということです。

もし「絶対無理」な条件を提示して相手に断られても頼んだ側は特にがっかりせず「まあ、当たり前か」と思うだけです。

そうすると、ガッカリしていない感が相手に伝わって「なんだこいつは。吹っかけてきているだけじゃないか。」と思われてしまいます。

これでは2番目のお願いも聞いてもらえなくなってしまいますよね。

ですので最初のお願いは「ちょっと無理目」を意識してみましょう。

男女別スベらない褒め方

あなたは普段誰かを褒めるときは性別を意識せず同じように褒めていませんか?

実は性別によって褒め方というのは変わってくるんです。

男性には結果をほめ、女性にはプロセスをほめる

男女でけっこう変わってくるもんなんですね・・・

だから男女関係は難しい。

でもこういった褒めポイントを知っておくだけで異性との人間関係が上手くいくんですから案外カンタンなのかもしれません。

行動を変えることで心が身体に騙される

人間の心と身体はつながっていて互いに影響を与えあっています。心身相関というやつですね。

心を病むと体調を崩したり、体調が悪くなると精神的にもしんどくなるのはそのせいです。

この心身相関ですが、上手く利用することもできます。

例えば、人前に立って緊張してしまうような場面でも、背筋を伸ばして胸を張って自信がある風を装えばそれだけで心に自信が湧いてきて緊張がやわらぎます。

誰か有名人になりきってみるのもいいでしょう。

一見やっかいな心と身体のつながりですが、上手く利用していけばこんなにも素晴らしいんですね。

ちなみに昔からよく言われている

「緊張したときは手のひらに『人』の字を書いて飲みこむ」

というのは逆効果みたいですw

こういうことをやると

「自分は今緊張しているんだ」

と自分に言い聞かせているようなもので緊張を意識してさらに悪化させちゃうんですね。

怒りを上手にコントロールする

怒りの力というのは大きいですよね。

以前ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんも自分の原動力は「怒り」だと言っていました。

ノーベル賞をとる原動力にもなったこの怒りの力ですが、どうしてここまで強力なのでしょうか?

実は人は、怒っているときがもっとも頭の回転が速くなります。

自分を不愉快な気分にさせた相手を、「どうにかして打ちのめしてやりたい」という意識が働くからです。

頭の回転が良くなっているんなら復讐に使うのはもったいないですよね。

さらに仕返しされるかもしれませんし・・・

ということなので腹が立ったら仕事や勉強に思いっきり集中しましょう。

怒りをうまくコントロールすることができればノーベル賞とまではいかないまでも日常のパフォーマンスが上がり良い成果を出せること間違いなしです。

腹が立つことがあるとムカついて嫌な気持ちになりますが、それを集中できるラッキーなチャンスと思うのがいいのかもしれません。

戦わなくてもすんなり自分の考えを通せる技

相手が自分を批判してきたときは思いきり論破したくなりますよね。

でもそんなことをしているとエネルギーを消耗してしまいますし、自分を批判してくる相手にエネルギーを使うのはもったいないことです。

そこで有効なのが「ずらして答える」テクニックです。

真っ向から反論せず、「おっしゃる通り」と言って相手の主張を一度肯定することによりすんなり自分の意見が通りやすくなるそうです。

そうすると、お互いに疲れませんし、負の感情も残らないのでみんなハッピーですね。

その他にもすごテク満載

他にも使えるテクニックがありましたが、多すぎて書ききれませんでした。

紹介されているテクニックはザックリいうと52もありますし、細かいところを見ていけばもっとあります。

  • 相手の選択をこっそり操るテクニック
  • 転職先や異動先で、すぐに周りに溶け込むためのコツ
  • 異性の心をわしづかみにする心理戦略
  • 詐欺師に騙される心理と、騙されないためのコツ

こんな感じでたくさん興味深いものがありますよ。

まとめ

紹介されているテクニックはすぐに実践できるものばかりなので新しく学んだものはいろいろやってみようと思います。

そうはいってもぼくはDaigoさんの本や他の心理学、行動経済学の本をいくつか読んでいるので今回得た面白い学びはそれほど多くはなかったです。

しかし、それらの本の値段を合わせていけば数千円ではとても済みません。

それをたった500円で学べるんですからずいぶん安い買い物です。

(kindle版は450円です。)

本書はDaigoさんの各著書のまとめ本的なところもあるので、Daigoさんの本をあまり読んだことがなくて、とりあえず最初の1冊、という方にはオススメです。

逆に、これまでDaigoさんの本を読んできた方は知っている内容が多いと思うのであえて読む必要はなさそうです。

こちらは集中力を高めることにフォーカスした本です。

詳しくは『自分を操る超集中力』をご覧ください。