満足度 

フローの収入ばかりだと働けど働けど暮らしは楽になりません。

つまり人生をイージーモードにするためにはフロービジネスばかりに頼ってばかりいるわけにはいきません。

そこでぼくがやろうと思ったのが景気に左右されにくく一定の収益をあげることができるストックビジネスです。

例えば不動産賃貸がストックビジネスの代表例ですね。

不動産を賃貸していれば、毎月一定の家賃が手元に入ってきます。

自分が寝ていてもお金が生み出されるわけですからかなり理想的なストックビジネスのモデルと言えそうです。

そうはいってもぼく自身ストックビジネスに関してはほとんど素人だったので、ストックビジネスについてもっと勉強しようと思い本書を読んでみました。

本書は「ストックビジネス」とはそもそも何なのかということから、ストックビジネス作り方、継続方法を具体例を交えながら解説しています。

これから起業しようと思っている方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

ポイント

「ストックビジネス」とは何か?

著者のストックビジネスの定義は以下の二つです。

  • 継続的にお金が入る
  • 売ることができる

ぼくの場合は「売ることができる」という観点でストックビジネスを考えたことがなかったので新しい発見でした。

「売ることができないビジネス」として考えられるのは、強く人に依存するビジネスです。

そのビジネスを買ったとしても、そのビジネスに関わる特定の人がいなければ成り立たないビジネスなら、買う意味がありません。

人に依存しない再現性のあるビジネスがストックビジネスということなんですね。

不動産賃貸なんかは大家さんが誰であっても入ってくる家賃は変わりませんから売ることもできます。

売ることができて継続的にお金が入ってくる不動産はやはりいいみたいです。

「切れない糸」を残せ

お客さんを1から開拓して商品を買っていただくのはかなり骨が折れますよね。

しかし、1度買ってもらったお客さんにまた買ってもらうのはずっとずっと楽です。

0から1が難しいのなら、1から2、2から3といけるように「1」のお客さんをずっとキープできるようにしておけばいいわけです。

筆者はこの既存のお客さんとの関係を「切れない糸」と表現しています。

一度顧客になってもらった人、あるいは、知り合いになって、これから付き合いたいと思っている人には、「切れない糸」を垂らしておいたほうがいい。

月々30万円の仕事でなくとも、5000円の仕事でもいいと思います。

接触する機会を減らさないための仕事をもらっておけば、いざというときに大きな仕事につながります。

逆の場合もしかりです。

もし、あなたにとって腕のいいデザイナーやカメラマンなどのクリエーターがいて、いつか仕事をしたいと思っているのなら、小さい仕事でもお願いして、接触の機会を途切れないようにしたほうがいいです。

こういう「切れない糸」を無数に張り巡らせていると、確率論的にいっても、多くの仕事が舞い込んでくるでしょうし、いい仕事をしてくれるクリエーターを抱えることにもなり、あなたのビジネスの大きな助けになるだろうと思います。

ビジネスとは、とても繊細であって、その繊細さの積み重ねでしか、大きな成果は得られないものなのかもしれません。

切れない糸を垂らしておくのは手間がかかることではありますが、長い間かけて築いてきた信頼関係というのは大きな財産になりますし、思いがけない成功をもたらしてくれるはずなので積極的に糸を垂らしちゃいましょう!

フロービジネスのストック化

フロービジネスだと売り上げが安定しませんし、売り上げが伸び始めると自分もスタッフも疲弊してしまいブラック企業のようになってしまいます。

しかし、そんなフロービジネスもアイディア次第でストック化することができるんです。

例えば本屋さんなんかはフロービジネスですが、これも面白いアイディアでストックビジネスに化けます。

記事に書くと長くなるので書きませんが、こういうアイディアを知っているといくらでも応用がきくのでビジネスをやる方は強いと思います。

やめさせない仕組み作り

ストックビジネスをやっていくうえで大切なのがお客さんにずっと継続してお客さんでいてもらうことです。

いくら新規のお客さんがたくさんいて利益が高くても、継続してもらわなければ安定しませんし伸びません。

そこでやめさせない仕組みを作ることが重要だと筆者は言います。

携帯電話の数年単位の契約なんかはまさにそれですよね。

他にも解約を面倒に思わせる契約内容にするという手もあります。

例えばヤフーのプレミアム会員なんかがそうです。

身近な例としてぼくのことをあげますが、ぼくはヤフオクで不用品を売るためにヤフープレミアム会員になりました。

しかし、最近は売るものがなくヤフオクを利用していないためヤフープレミアム会員でいるうまみがありません。

それでもいつかはヤフオクを使うだろうという思いもあり今も継続しています。

ちなみにヤフープレミアムは月額462円(税抜)とそんなに高くないお値段です。

この値段だとちょっともったいないとは思いつつも解約手続きが面倒ですし、また契約する手間も考えると放置しちゃうんですよね・・・

こういった「面倒くさいことが嫌い」という人間の心理を自分がビジネスを仕掛ける側になったときに利用していけばいいんですね。

もう一つ方法としてあるのが、定期的にプラスアルファを投入していくことです。

新たな価値の提供を受け続ければ解約しようとは思いにくくなりますよね。

アフターサービスでお客さんの満足度を高めましょう。

まとめ

ストックビジネスについて知れば知るほど素晴らしいと思いました。

ストックがあればフローで上手くいかなくても大丈夫なのでリスクをとってガンガン挑戦することができます。

ぼくは当分は新しいビジネスを起こすということはせず、今やっている従来のビジネスをストックしてやっていく予定です。

しかし、ステージを上げるためには他の人がやっていないようなビジネスをしていくべきだと思いますし、そのほうが競争が少ないし理想的です。

何もビジネスを持っていなくても本書を読むことでたくさんのビジネスモデルを知り、アイディアを持つことによってストックビジネスを起こすことができます。

それに、著者の言う「ストック思考」というのはお金持ちになるために本質をついた考え方です。

起業してみたい。

お金持ちになりたい。

起業とまではいかなくても、副業を始めてみようかな。

既に事業を持っているけど、フロー収入ばかりで先のことが不安だ・・・。

といった方は本書を読んでストックビジネスの集中講義を受けてみてください。

また、本書には続編ともいえる『ストックビジネスの教科書 プロフェッショナル』があります。

この本は新しいエピソードや著者の体験談が加わってますが基本的には『ストックビジネスの教科書』と同じことを言っているよう思います。

(『ストックビジネスの教科書』を読んでるのかと何度か思ったほどですw)

内容が被っているのは、おそらく前著である『ストックビジネスの教科書』を読んでいない人でも分かるようにとのことだと思います。

あと、ストックビジネスの本質というのは変わりませんし大事なことだからどうしても繰り返しになってしまうのかもしれませんね。

既に『ストックビジネスの教科書』を読んでいたぼくには新たな発見という意味では物足りないものがありました。

しかし、より実践的で新しい視点で語られているところもあったのでそこは勉強になりました。

個人的にはまず『ストックビジネスの教科書』を読んでから『プロフェッショナル』を読んだほうがいいと思うので、『ストックビジネスの教科書』を読んでみてもっと知りたいと思った方は『プロフェッショナル』もご一読ください。